・今から考えておきたい「デジタル終活」-スマホの中の“見えない契約”で遺された家族が困らないために-
(国民生活センター)
・〔解説〕
国民生活センターは、故人のスマートフォンやパソコンのロック解除ができず、遺族が契約内容の確認や解約手続きに困る事例が増えていると指摘しています。これを防ぐため、デジタル終活として、スマホやパソコンのパスワードを遺族が確認できるようにする、ネット上の資産やサブスクリプションの契約情報を整理する、エンディングノートの活用、アカウントにアクセスできる人を指名するサービスの利用などを推奨しています。(以上、ChatGPTによる要約)
「デジタル終活」で一番大事なことは、遺族が契約内容の確認や解約をする際に、IDやパスワードの手がかりがないために手続きに困るケースが多くあります。特に定期購入などサブスクでは、IDとパスワードが分からなければ、ずっと永遠に毎月少額でも引き落としが続きますので困ります。そこで、「スマホのスペアキー」を簡単に作るときに用意するものは名刺サイズのカード、ボールペンか油性ペンと修正テープの3つだけです。IDとかパスワードを書いて、修正テープを2〜3回走らせてください。それで終わりです。必要なときに10円玉とかで修正テープの部分を数回こするだけです。そうすると修正テープで隠れていたIDとパスワードが出てきます。まるでスクラッチくじのようです。楽しそうです。
・〔対策〕
終活ツールの「akareco -デジタル資産継承サービス-」などでのアプリを使っての管理もオススメです。
トラブルに遭ってしまった場合には、消費者ホットライン「188(いやや!)」に相談しましょう。
●デジタル遺品で困らないために
(東京くらしねっと)