・展示会に誘われて…着物の次々販売に注意
（国民生活センター）
・〔解説〕
布団や着物などを同じ人に対して、訪問販売員などから分割払いで次々と商品を買わされる「次々販売」のトラブルが増加しています。主に高齢者を狙った商法であり、特に一人暮らしの女性の高齢者が狙われやすい傾向にあります。年末年始など1年に1回程度、実家を訪問する家族によって発見されることが多いです。たまに実家に帰ったら、布団や着物の他にも必要以上の化粧品や健康食品など（過量販売）が保管してあるのを見つけることになります。息子や娘などの家族が聞いてみると、断りきれずに買ってしまったということがわかります。
・〔対策〕
業者に上手いこと言われて必要のない契約をさせられることがありますが、必要ないなら「要りません。」とはっきり意思表示をしましょう。断ったら相手に悪いと気を遣う必要は一切ありません。物事をはっきりと言うのは日本人は不得意な消費者が多いですが、悪質商法に騙されてトラブルになるよりは、はっきりと断る勇気も必要です。
トラブルに遭ってしまった場合には、消費者ホットライン「188（いやや！）」に相談しましょう。
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