【「おトクにお試しだけ」のつもりが「定期購入」に！？（No.3）】テレビショッピングなどをみて電話で注文したら、意図せず「定期購入」に！？

通信販売で多い「定期購入」のトラブルですが、ネット通販だけでなくテレビショッピングでも注意が必要のようです。テレビで紹介されていた商品を購入するために通信販売会社に電話したところ、当該商品と一緒に別の商品を勧められた（クロスセリング）。上位商品を勧められる（アップセリング）こともあります。もちろん、テレビで見た商品だけを購入することも可能です。今回のケースでは、別の商品は断り、当該商品だけを購入したはずなのに、断ったはずの別の商品も届き、確認をすると「定期購入」扱いとなっていた、というものです。

ネット通販と手口こそ違えど、悪質性のある点は同じです。特に健康食品、サプリメントや化粧品などの消耗品に多い傾向があります。これらの消耗品の場合、毎月購入手続きをするのは手間ですが、「定期購入」は利便性がある一方で、悪質性がある場合はトラブルになり、問題化することが懸念されます。

通販会社で電話対応をするコミュニケーター（オペレーター）は、定期購入やクロスセリングで多額のコミッション（歩合給）を獲得しようとする者もいるため、口車に乗せられないことも注意しましょう。

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