【ニュース】“やらせレビュー”のリアル


・“やらせレビュー”のリアル
(NHKニュース)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191001/k10012106921000.html

かねてから言われていた「やらせレビュー」の記事です。アマゾンに限らず、楽天市場やYahoo!ショッピングなどのネット通販のプラットフォーマーでも、同様のことが言われています。この「やらせレビュー」については、プラットフォーマーと悪質事業者のいたちごっこになっている状態です。最終的には、消費者個人が判断をするということになってきます。しかし、慣れない消費者は、どうしたらいいんでしょうか。

記事でも紹介をされている「さくらチェッカー」などのやらせレビューチェッカーを活用することがひとつ挙げられます。検索結果を確認しても、最終的には消費者が判断することになります。しかし、「やらせレビュー=粗悪商品」ということにも繋がりかねませんので、注意が必要です。

『消費者庁は、景品表示法のガイドラインにあたる留意事項のなかで、事業者が代行業者に依頼して、レビューを大量に書き込ませ、サイト上の評価を変動させて人気商品のように表示させることについて、不当表示にあたり問題だ、としていて、このようなケースは、景品表示法違反にあたる可能性がある。』としています。このことからもわかるように、ネット通販事業者が売上高を上げるために、やらせレビュー代行業者に依頼して評価を釣り上げているということです。

本来は、良いレビューだけではなく悪いレビューも全部オープンにすることで、フェアな情報を提供して、購入の際の参考にするために行われてきた「レビュー」機能ですが、使い方を間違えると本末転倒になります。そして、ネット通販全体への不信感へと繋がっていくリスクがあります。


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