インターネット(モバイル)が集計し始めて以来初めてトップになりました。詐欺的サイトに関する相談が減少したことが影響していると思われます。モバイルは、ほぼ毎年件数が増加している一方で、インターネット(PC)は、ほぼ毎年件数が減少しています。
図表からもわかるように、通信販売のトラブルはインターネット(PC)とインターネット(モバイル)でほぼ構成されています。今や通信販売と言えば、インターネット通販のことと言ってもよいくらいです。
今後も大きくは、この傾向は変わらないと思われます。PC(パソコン)よりも画面サイズが小さいスマートフォンでのネット通販を利用する場合は、ページの下に記載されている注意事項までキチンと目を通す必要があります。実際に消費者はそこまで確認しないで購入することが多いので、後々問題になります。特に「定期購入」については、この傾向が強く、表示に関するトラブルが問題視されています。
・2018年度 消費者相談件数とその概要
(日本通信販売協会「JADMA NEWS 2019 May/June」pp.10-15 )
https://www.jadma.or.jp/pdf/news/2019_05-06.pdf
※出典:公益社団法人日本通信販売協会 https://www.jadma.or.jp/