第424回 クレカ不正利用被害者の13.3%が「補償されなかった」と回答

クレカ不正利用被害者の13.3%が「補償されなかった」と回答
(通販通信ECMO第424回 クレカ不正利用被害者の13.3%が「補償されなかった」と回答

・〔解説〕
不正注文検知サービスを提供するかっこが「クレジットカード不正利用被害に関する調査」の結果を発表しました。それによりますと、クレジットカードが不正利用された発覚経路(複数回答)は、「カード会社からの連絡」が最も多く(44.3%)、次に「利用明細の確認」、「カード情報を入力した覚えのないサイトでの利用履歴」、「利用通知サービス確認時」の順となりました。また、被害額は「1万円~3万円未満」が25.3%と最も多く、「1000円~1万円未満」が続き、3万円未満の損害を被っていました。次いで「3万円~5万円未満」が15.3%、「5万円~10万円未満」が13.8%だった。

不正利用のほとんどのケースで被害は補償されましたが、13.3%は補償されなかったと回答がありました。その理由としては、不正利用の発覚から60日以上が経過していたり、カード券面に署名がなかったケースが多くありました。

・〔対策〕
日頃から、Web明細やアプリで最新の利用状況を確認して、定期的にチェックする習慣をつけましょう。

トラブルに遭ってしまった場合には、消費者ホットライン「188(いやや!)」に相談しましょう。

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