パスワードを盗み取る「ショルダーハック」の脅威 カフェや電車内でも「壁に耳あり障子に目あり」

パスワードを盗み取る「ショルダーハック」の脅威 カフェや電車内でも「壁に耳あり障子に目あり」
(東洋経済ONLINE)

パスワードを盗み取る「ショルダーハック」の脅威 カフェや電車内でも「壁に耳あり障子に目あり」

・〔解説〕
「ショルダーハック」とは何でしょうか?
リモートワークが普及してきたり、サテライトオフィスや自宅、カフェなどでパソコンやタブレットでインターネットにアクセスする機会が増えました。以前にも増して、セキュリティにも気をつけないといけません。「ショルダーハック」とは、重要な情報を入力している画面やキータッチを覗き見て情報を盗むことを言います。特に高度なハッキングの技術がいるわけではありません。実にアナログな手法です。

肩越しに覗き見をすることから「ショルダーハック」という名前が付けられています。つまり、盗み見をして機密情報を入手する手法全般がショルダーハックとされています。電車の中でパソコンやタブレットで資料を見ている人は、周囲に取引先や関係者がいないという前提でしょうが、隣にライバル企業の社員がいないとも限りませんので気をつけましょう。カフェでちょっと離席をする場合、画面をロックしない人がいますが、これも気をつけましょう。たとえば、セキュリティのアプリを入れて、ユーザーが離席をすると自動で画面のロックがかかるように設定するのがいいでしょう。いつ、どこで、誰に狙われているかわかりませんから。

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