・2020年度にみる60歳以上の消費者トラブル－コロナ禍で、通信販売の相談件数は過去最高に－
（国民生活センター）
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210902_1.html
2020年度に全国の消費生活センター等に寄せられた相談の内、契約当事者が60歳以上である相談件数が約34万件となりました。契約当事者が60歳以上である相談の内容をみると、コロナ禍で通信販売の利用機会が増えたため、通信販売に関する相談が107,796件と過去最多の相談件数となりました。その内、「定期購入」の年度別・契約当事者年代別件数において60歳代以上では14,000件となり、過去最多を更新しました。
また、相談全体の内、契約当事者が60歳以上である相談が占める割合は41％でした。内容をみてみると、コロナ禍でおうち時間が増えネット通販の利用が増えたことが要因です。この記事では触れられていませんが「フィッシング詐欺」や「定期購入詐欺」のトラブルには、年代を問わずに気をつけたいポイントです。